日帰りツアーだけじゃもったいない! イスラ・ムヘーレスのホテルへゴーゴーヘブンしてきました

2017.03.12

生活

日帰りツアーだけじゃもったいない!イスラ・ムヘーレスのホテルへゴーゴーヘブンしてきました

2017年も2ヶ月が経ってしまいました。2016年に公開した記事は3本だけという驚異的なスローペースで運営しております。

さて、もう4ヶ月近くも前の話になりますが、メキシコのカンクンに旅行してまいりました。帰国後すぐにブログにしようと思っていましたが、面倒くさかったので放置しておりました。僕の頼りない脳みそのおぼろげな記憶をもとに書き起こしたいと思います。

小さな島「イスラ・ムヘーレス」

カンクンの北東に浮かぶ『イスラ・ムヘーレス(ムヘーレス島)』は四方をカリブ海に囲まれた全長約8kmの小さな島です。島内は小さな商店やバーやレストランが軒を連ね、カンクンのホテルゾーンとはまた違った活気を感じます。フェリー乗り場近くにはセブンイレブンもありました。

宿泊施設はラグジュアリーなリゾートタイプのホテルから小さな宿まで幅広くあります。日本人観光客は日帰りで島に訪れるケースが多いようですが、外国人には泊りがけの滞在も人気があります。僕達も最初はホテルゾーンで一週間過ごそうと考えていましたが、いろいろと調べるうちに、せっかくカンクンまで行くのに一箇所だけで滞在するのはもったいないなと貧乏性の血が騒ぎ、結局、前半をイスラ・ムヘーレスで、後半をカンクンのホテルゾーンで過ごすことにしました。

成田、ヒューストンを経由しカンクンへ

伊丹〜成田〜ヒューストン〜カンクンというルートで向かいました。これまでアジアを出たことがなかったので、ヒューストンまでの約12時間というフライトで、僕の体はいったいどうなってしまうのだろうと恐怖に震えていましたが、ANA機内では「シン・ゴジラ」や「君の名は」を観ることができ、100均で買ったネックピローがクソ過ぎたことを除くと概ね快適にヒューストンまで行くことができました。

ところで、アメリカでは乗り継ぎの場合でもESTAの事前申請が必要ですが、公式サイトは日本語にも対応しており、手続きは自分で簡単にできます。意図せず代行業者のサイトへ行き、気づかぬうちに代行手数料を払ってしまっている人がたくさんいるようなので気をつけましょう。うちの嫁がそうでした。

ESTA申請公式サイト:https://esta.cbp.dhs.gov/esta/

カンクン国際空港からイスラ・ムヘーレスへ向かう

カンクン国際空港に到着したのは夕方の17時ごろ。荷物を取って空港の外に出ようとすると、乗り合いタクシーの客引きが陽気に声を掛けてきますが、事前に調べておいた行き方じゃないので陽気に断ります。メキシコペソへの両替を済ませ、空港の外へ。

バスのりばから見た空港出口

空港を出て右手側の奥にあるADO(アデオと発音するらしい)の乗り場へ行き、チケットを買います。

ADOの料金表

カンクンのダウンタウンまで66ペソです。たしか30分間隔ぐらいで出発します。

バスは出発後、別のターミナルでも客をピックアップして、そこそこ満員になりました。そして、時間帯が悪かったのか渋滞に巻き込まれ、約1時間ほど掛けてダウンタウンにあるバスステーションに到着。そこからさらにタクシーに乗り、プエルト・フアレス(puerto juarez)のフェリー乗り場へ向かいます。

イスラ・ムヘーレス滞在後はホテルゾーンへ戻るので片道分だけのチケットを購入し、フェリーに乗り込みます。船上で浴びるカリブの潮風は、きっと気持ちをさらに高めてくれるに違いありません。迷うことなく2階のデッキ席に座り出船を待ちます。

プエルト・フアレスを出港

出船した高速フェリーはぐんとスピードを上げます。19時を回り、すっかり闇に包まれたカリビアンブルーと、思いのほか強く吹き付ける潮風。試練のようなシチュエーションのなか、旅のテンションだけを心の支えに楽園を目指しました。

ホテル「プリビレッジ アルケス イスラ ムヘーレス」へ

イスラ・ムヘーレスのフェリー乗り場

約20分ほどでイスラ・ムヘーレスに到着しました。

フェリー乗り場周辺は夜でも賑わいがありました。滞在先のホテル「Privilege Aluxes Isla Mujeres(プリビレッジ アルケス イスラ ムヘーレス)」は島の北側にあり、フェリー乗り場からビーチ沿いを10分ほど歩いた先にあります。

フロントでは、ホテルのマネージャーらしき男性が「コンニチハ」と日本語で迎えてくれました。日本語が話せるというわけではなく、いくつかの単語を知っているそうです。

ここでさっそくサプライズが。なんと部屋をスイートデラックスからハネムーンスイートにアップグレードしてくれるとのこと。この粋な計らいに長旅の疲れも忘れてしまいました。あとからトリップアドバイザーの口コミをチェックしてみたところ、同じようにアップグレードしてもらった人がいたので、たぶん空いている時期はこういったサービスをしているみたいです。それにしてもありがたいことに変わりはありません。

チェックインを済ませてベルボーイに案内された部屋は、清潔感がありとても広く、キッチンも付いていました。テラスにはデッキチェアそしてジャグジーもあります。クリビツテンギョーです。

リビングルーム

翌朝撮ったリビングの写真。

この日は時間が遅かったので、ルームサービスで夕食を済ませて、シャワーを浴びた後すぐに就寝しました。ちなみに、シャワーの勢いは非常にパワフルでした。ミムちゃんタケちゃんも納得です。

ゴルフカートで島を一周

朝食のビュッフェ

翌朝の朝食はビュッフェ。肉っけの多さがアホっぽくてすみません。サラダやフルーツもしっかりありました。

朝食を食べたあとは島探索へ。フロントでゴルフカートの手配をお願いすると、ホテルの前にゴルフカートをつけてくれました。島を反時計回りにぐるっと一周します。

ガラフォン国立公園

島の南西部にある「ガラフォン国立公園」。ここでは海の上に張られたワイヤーを滑り降りるジップラインやシュノーケリングが楽しめるみたいです。

イグアナの像

ガラフォン国立公園から数分さらに南に進むと、島の南端の岬に到着しました。イグアナの像がありましたが、本物のイグアナには出会えませんでした。

島の最南端「プンタ・スール」

奥には「プンタ・スール」と呼ばれる、正真正銘の島の最南端が。小さな遺跡と、遺跡以上の存在感を放つオブジェが見えます。ここから眺めるだけでお腹いっぱいになったので、そのままカートに戻り、この地を後にしました。

島の東側海岸

西側の穏やかな海とは対照的に、東側は白波が立っていました。とくにこの時期のカンクンは東からの風が強いようです。

こんな感じで途中カートを停めて写真を撮ったりしながら、ちょうど2時間かけて一周しました。

オールインクルーシブは僕をダメにした

ここで「プリビレッジ アルケス イスラ ムヘーレス」の宿泊プランについて少し説明を。朝食のみのプランと、オールインクルーシブのプランが用意されています。オールインクルーシブの場合はホテル内に3つあるレストランやバー、部屋にあるミニバーのドリンク、ルームサービスなどが料金に含まれています。

僕たちはオールインクルーシブを選びました。当然料金は朝食のみのプランよりも高くなるわけですが、大人2人(部屋の定員は3名 + 子様2名まで同伴可)が外のレストランで食べたり飲んだりする料金を考えると、とくに割高な感じはしなかったので。

また、ホテル内にはプールもありますが、このホテルのおすすめポイントはなんといっても、ビーチでのんびり過ごすには快適すぎるということ。細い路地を挟んだ先に広がるビーチにはバー(時間帯によってはレストランにもなる)があり、当然ここでの注文もオールインクルーシブに含まれるので、海好きの酒好きにはぴったりです。

ホテル前のビーチ

ビーチに並べられたチェアでビールを飲みながら読書し、暑くなってくると海でパシャパシャします。ビールが無くなればバーのスタッフが注文を聞きにきてくれるので、ふたたびビールを……罪悪感を覚えるほど贅沢なルーティンです。

そして夕食後またビーチバーへ行き、ソファ席で波の音とよく知りもしないジャズに癒されながらビールをいただきます。30そこそこのペーペーがこんな贅沢を味わってよいのでしょうか。こんなことをしていて立派な大人になれるのでしょうか。そんな不安を感じながらも、やっぱりビールをいただきます。

イスラ・ムヘーレスでの宿泊まとめ

なにはともあれ、日本では体験できない快適すぎる時間を過ごすことができました。

記事が長くなりすぎるので割愛しましたが、島内には学校や教会などもあって、ここで生活している人々の暮らしを垣間見ることができました。カラフルな建物が立ち並ぶ小さな街は、ホテルゾーンでは感じることができない情緒があります。

また、先に書いた通り、カンクンは時期によっては東からの風がとても強く、東向きのホテルゾーンのビーチは波が高くなります。その点イスラ・ムヘーレスのビーチは北向きか西向きなので、穏やかなビーチでゆったりした時間を楽しみたい人にはぜひともおすすめしたいです。

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