「西北バル 力石」「立呑み亭 にくまる」のWebサイト制作紹介と飲食店サイトに関する考察

2015.03.19

制作実績

「西北バル 力石」「立呑み亭 にくまる」のサイトを制作しました

会社を辞めて家で仕事をするようになり、外出する機会がめっきり減ったせいか体重がみるみる増えてきていたのですが、ここ最近、消費カロリーが減ってきていることにようやく体が気づいたようで、少しづつ食欲も落ち着いてきて、体重もなだらかながら減少してきました。僕の体内では今まさにええ塩梅で需要と供給が成り立っていることに少し感動しています。

さて、先日「立呑み亭 にくまる」さんのロゴ制作の実績紹介をさせて頂きましたが、ロゴに引き続き、同店ならびに系列店で西宮北口にある「西北バル 力石」さんのWebサイトを制作させて頂きました。飲食店サイト制作に関する考察も交えつつご紹介したいと思います。

「西北バル力石」さんのご紹介

「西北バル 力石」さんは西宮北口の北西口から歩いて3分ぐらいのビルの3階にあります。テーブル席側は壁一面ガラス張りになっていて、ちょうどそちらの方角には高い建物が無い為、この界隈にある飲食店としては珍しく非常に開放感を感じます。「立呑み亭 にくまる」さんと同じく肉料理が自慢のお店なのですが、なかでもお店の看板メニューの手羽唐は絶品です。

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そう、「開放感」×「手羽唐」ときたらビール。「開放感」×「ビール」ときたら手羽先です。それぐらいビールと手羽先は強力な組み合わせなのです。

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店内のカウンター側から。奥に見えるのがテーブル席です。その先は一面ガラス張りの窓になっています。

以前作った飲食店向けWordPressテーマを改修

複数サイトの制作依頼ということで、なるべく費用を抑える為にゼロから構築するのではなく、以前制作した飲食店向けのWordPressのテーマをカスタマイズし、さらに両店舗のサイトとも同じテーマを使用することにしました。なので、トップページと下層ページの一部を除いて、レイアウトは基本的にもとのテーマを踏襲しています。これにより、デザイン・コーディング・WordPressのテーマ改修といったそれぞれの工程で時間が大幅に短縮されるので、サイトを一から構築する場合と比較すると費用は格段に少なく抑える事ができます。さらに、サイト内のテキストや写真・バナーといった要素をお客様側でご用意頂くことでも費用を抑えています。

今回のカスタマイズで新たに追加したコンテンツは、各ページの下部に入る「ピックアップコンテンツ」です。コーポレートサイトや姉妹店へのリンクバナーを掲載したいというご要望があり追加しました。もともとこのWordPressテーマは、お知らせやメニュー、コースメニューなどといった飲食店サイトとしての基本的なコンテンツは管理画面から登録・編集できるように作ってあるので、HTML等の専門知識が無い方でもある程度の更新は可能なのですが、今回はサイトのご担当者様がHTMLの基礎的な知識をお持ちだったので、この部分はWordPressの管理画面からの更新ではなく、HTMLの編集による更新とさせて頂きました。

また、今回は「予約フォーム」の設置も行いました。もともとこのテーマを設計した際にフォームを設置したかったのですが、知り合いの飲食店のオーナーから「他の業務に追われていて、メールでの問い合わせ対応までは手が回らない」という意見が多数あり、設置していませんでした。しかし、今回はご担当者様のほうから「あらゆるユーザーニーズに応えたい」というご要望をいただき、設置することになりました。忙しくてメール対応が出来ないというのは仕方のない事ですが、運用ルールを予めしっかり決めていれば、それほど負担となるものでは無いと思いますし、何よりサイト訪問者(顧客)の事を第一に考えると問い合わせ方法は複数あるほうが良いと僕自身も考えます。

ちなみに、「立呑み亭 にくまる」と「西北バル 力石」の運営会社である「Doma-Planning株式会社」のコーポレートサイトも今回あわせて制作させて頂きましたが、このサイトに関してはWordPressの無料テーマ「BizVektor(ビズベクトル)」を使用させて頂きました。無料なのに機能も充実しており、さらにレスポンシブ(スマホ対応)で作られています。カスタマイズなしの小規模なサイトなら1〜2日あれば作れてしまいます。結構頻繁にアップデートも行われているようで、何より国産ということで安心感があります。

飲食店サイトはスマホ対応必須に

これは今回のサイト制作に直接関係する話では無いのですが、先日Googleのウェブマスター向けブログに掲載された記事で、Googleは4月21日よりモバイルフレンドリー(モバイル端末による訪問者が快適に利用できるサイト)であるかどうかを、モバイルからの検索結果のランキング要素として使用すると発表しました。(詳しくはこちら)僕の管理しているスマホ未対応のサイトでも、最近ウェブマスターツールに「◯◯◯(サイトURL)でモバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました」というメッセージが届きました。。。。

このアルゴリズムの変更による影響はあくまでモバイルからの検索結果であり、また、どの程度ランキングに影響を及ぼすのかは不明ですが、僕がアクセス解析させてもらっている飲食店サイトでは2015年2月のモバイル端末からの訪問数は全体の訪問数の70%を上回っています。飲食店サイトにおけるユーザーの利用シーンを考えると、単にお店を探すという場合だけでなく、予約したお店の場所の確認や友人への店舗情報の共有など、モバイル端末での活用の割合が非常に高いのです。

Googleのランキング云々だけの話でなく、ユーザーにとって利便性の高いサイトとはどういうサイトなのかという事を今一度考える必要があります。来店客に対して、綺麗に準備したテーブルへ案内し、おしぼりを渡して、メニューを案内して・・・といった実際の顧客サービスと同等に「サイトへの訪問者に対しても気遣いや配慮を」という意識を持ってサイト制作や運用に取り組むことが、顧客満足度の向上には欠かせないのだと考えたりします。

最後に、飲食店のみならず各種サービス業のオーナー様、Webサイト制作のことならいつでもご相談ください。(お問い合わせはこちら

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