【SSDに換装した人は注意】OS X YosemiteにアップデートしたらMacが起動しなくなりましたよ

2014.11.04

生活

Yosemiteにアップデートしたら起動しなくなったのでMavericksにダウングレードしました

Appleが先日リリースしたMacの新しいOS「OS X Yosemite(10.10)」、自分も浮かれてアップデートしてみましたが、思いもよらないトラブルに遭遇し、結局OS X Mavericks(10.9)にダウングレードしました。という話です。(最後に追記あり)

Yosemiteへアップデート完了後、新しいデザインにウホウホ言いながら興奮していましたが、Illustrator CS5のフォントプレビューが表示されなくなって、WEB制作が主体の自分にとっては、イラレのフォントプレビューが使えないことはそれほど困った問題でも無かったんですけど、気持ち悪いっちゃあ気持ち悪いので、試しにCS5を再インストールしてみました。

再起動中に謎の禁止マーク出現

CS5の再インストールも完了して、なんとなくいつもの癖でPRAMのクリアをしようと再起動した時でした・・・

yosemite 禁止マーク

・・・ん?・・・んん??なにこれ??

いつもの林檎マークが簡素なピクトグラムへと変わっちゃいました。

起動中にこの禁止マークが出て、その後何分待ってもMacが再び立ち上がることはありませんでした(セーフブートも無理)。

OS X Mavericks(10.9)へダウングレード

そもそも自分の使っているMacは、MacBook ProのLate2008(15インチ)という6年近く前に買ったもので、ぎりぎりアップデートの対象に滑り込んだ感が否めないモデルなので、Yosemiteにアップデートすることによって得られるメリットは、デザインが変わったことと、iPhoneにかかってきた電話がMacで受けれることぐらいです(たぶん)。
Appleのサポートへ電話すると、気の利いたお姉さんが「Mavericksにダウングレードして復元できたほうがいいですよね?」と言ってくださったので、「はい。」と答えました。

Mavericksへのダウングレード方法は以下のとおり

  • 1. リカバリーモードで起動(command + Rを押して起動)
  • 2.「 Time Machine バックアップから復元」を選ぶ
  • 3. Mavericksの状態で最後に保存されたバックアップを選択し「復元」をクリック
  • 4. 寝る
  • 5. 起きたら復元完了

自分の場合はなぜか復元後にも最初の起動時に禁止マークが出ましたが、セーフブートで立ち上げると直りました。さらに、何故か復元できていないデータがいくつかあったので、手作業でバックアップデータから探して戻しました。

原因は恐らくTrim Enabler(追記あり)

自分の使っているMacBook ProはSSDに換装していてTrimを有効化するために「Trim Enabler」というソフトを入れています。
ダウングレードした後で知りましたが、どうやらYosemiteではTrim Enablerをオンにしたまま、PRAMのクリアやハードウェアのメンテナンスを行うと、上記の様な症状になるっぽいです。

Trim Enabler and Yosemite | Cindori(英語)

↓こちらは日本語で詳しく解説されています。
Cindori Software、OS X Yosemiteがインストールされたサードパーティ製SSDでTrim Enablerを使う際の注意点を掲載。最悪起動しなくなる場合も。

自分にとってOS X Yosemiteはとても高い山でした。

(追記)OS X Yosemite 10.10.4でAppleがサードパーティ製のSSDのためにTRIMを有効化する機能を追加しました

関連記事:【SSDに換装した人に朗報】最新のOS X Yosemiteはサードパーティ製SSDもTRIMを有効にできるよ

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